劇画風サーファー （妄想）

朝四時、目覚ましが鳴る
まだ外は薄暗い
シーツの海で、体に鉛のようなだるさを覚える
清々しい目覚めはここ数年来ない
僕は粘る口をあけ大きく息を吸い込み
強制的に吐き出す。吸っては吐き出し、吸っては吐き出し・・・
数回繰り返すうちにやっと呼吸が楽になる

朝焼けのそらがまぶしく光り出すころ
Tシャツ、短パン、ビーチサンダルで外にでる。
くるまのエキゾーストパイプから黒煙が上がる
もちろん、行き先は海
ボードは積みっぱなしで、車の中は少しの砂が…

ラジオは今日の天候と、はやりのリズムを刻む

すでに沖には何人かが波待ちをしている。

今日も出勤前に、波と遊ぶ
同じ波は二度と訪れない
一瞬一瞬が勝負だ

仕事もこの調子でいきたいものだな。。。

って、早くこんな風にかっくいいおじさんサーファーになりたーーーい！

長々と僕の妄想にお付き合いいただきまして、ありがとうございました